株式会社ゲームオン[本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:李 相燁(イ サンヨプ)] が、日本国内で運営・展開しております新作オンラインRPG『黒い砂漠』において、本日『黒い砂漠』の開発元であるPearl Abyss社が日本企業Silicon Studio社と技術提携MOU(英文契約書)を締結したことを発表させていただきました。
この提携により、「黒い砂漠」におけるゲームグラフィックス技術の研究やエンジン開発の協力関係を両社が構築するに至り、より一層上質なオンラインゲームのプレイ体験に寄与するものと株式会社ゲームオンは考えております。
来る2016年11月24日(木)に大型アップデート「絶海の神秘」を実装する『黒い砂漠』の今後に、ぜひご期待ください。
●Pearl Abyss、Silicon Studioと技術提携MOU締結
株式会社Pearl Abyss(CEO Jung・KyoungIn)は日本のSilicon Studioと技術提携の業務協約を結んだことを明らかにした。両社は「YEBIS」ライセンス契約に続き、今回の業務協約締結でゲームグラフィックス技術研究およびエンジン開発に関する全面的な協力関係を構築することになった。
今回の業務協約締結はリード・ソフトウェアエンジニア川瀬正樹氏を含むSilicon Studioの主要メンバーが9月30日「YEBIS」のライセンス契約のため直接Pearl Abyssの本社を訪れ、Pearl AbyssのJung・KyoungIn CEO、Kim・Daeil Producerと技術提携の必要性について協議した結果である。
▲ 左から Jung・KyoungIn CEO、寺田健彦 代表取締役社長、川瀬正樹 リードエンジニア、Kim・DaeIl Producer
Silicon Studioは1999年からデジタルエンターテインメント産業で様々なミドルウェアとゲームエンジンのソリューションを開発し、PC, モバイル、オンラインゲームのタイトルに提供してきた世界最高レベルのグラフィックス技術のメーカーである。「Blood borne(ブラッドボーン)」, 「Dark Soul3(ダークソウル3)」の開発にも使用されたSilicon Studioの「YEBIS」は最高の光学効果ポストエフェクトソフトウェアとして名を
あげている。
特にSilicon Studioのリード・ソフトウェアエンジニアの川瀬正樹氏はグラフィックスソフトウェアの様々な基礎技術を考案し、関連技術の発展に大きく貢献してきた草分け的な開発者であり、現在同社のミドルウェアの研究開発に携わっている。CEDEC, GDC, SIGGRAPHのような開発者会議でも活発な講演活動を行うなど技術共有を通してグラフィックスソフトウェア業界を牽引してきた。また、その実績と手腕が認められ、セデック・アワード(CEDEC AWARD)プログラミング、開発環境部門にノミネートされたこともある。
Chairman of Pearl Abyss Kim・Daeil Producerは「R2」,「C9(Continent of the Ninth)」などの成功作を生み出した韓国を代表するオンラインゲーム開発者である。「C9(Continent of the Ninth)」の開発で2009年大韓民国ゲーム大賞、今年の開発者賞を受賞し、開発者が中心となる開発環境を作るため、2010年Pearl Abyssを設立した。
Pearl AbyssのJung・KyoungIn CEOは“既に優れたグラフィックスで名をあげている「黒い砂漠」であるが、Silicon Studioとの協力を通じて更に現実的でありながら、幻想的なグラフィックスを実現させ、一段階の高い使用者経験を提供できるようになった”と言った。川瀬正樹リード・ソフトウェアエンジニアも“最高の力量を備えているPearl Abyssとの提携を通じて、「YEBIS」の性能を100%引き出し、次世代技術開発にも拍車が掛かることを期待している”と言った。
「黒い砂漠」は5年の開発期間を経って2015年韓国で正式サービスを開始し現在日本、ロシアなどの地域でサービス中のゲームで、特に欧米地域では年内有料加入者100万人を目標としている。最高レベルのグラフィックスを誇る「黒い砂漠」とSilicon Studioのポストエフェクト技術とのシナジーでグローバル市場での更なるヒットが期待される。
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